最近私が読んだ漫画で、笑える、癒される、おすすめしたい『ギャグ漫画』を10冊紹介します。
落ち込んだ時、嫌なことがあった時に読んでみると、きっと元気を与えてくれるきっかけになるかもしれません。私の自薦ですが漫画が好きな方、興味がある方はお付き合い下さい。
笑えるギャグ漫画10冊
魔王さまちょっとそれとって!! 原作:春野友矢 連載中既刊5巻
封印されていた魔王が復活し、それを討伐する勇者たちとの闘いの末、魔王は敗れて結界である「檻」に再び封印されてしまう。しかしなぜか勇者一行も共に封印されてしまったため、魔王は勇者一行と休戦協定を結び、共に「檻」からの脱出手段を模索する。
ただひたすらに主人公である魔王をいじるギャグ漫画。
魔王を討伐しに来た勇者一行(魔法使い、勇者、武闘家、僧侶)に、色々なパターンでいじられるところが笑える。力が無くなってしまい、何も出来ない無力な状態になってしまった魔王が、いじられて(主にドSな魔法使いから)あたふたしながらツッコむとこも見ていて飽きない。
干物妹!うまるちゃん 原作:サンカクヘッド 連載中既刊8巻
東京都八王子市近郊を舞台に、外では才色兼備で完璧だが家ではグータラに過ごす女子高生「うまる」と、その兄「タイヘイ」の日常を綴ったギャグ漫画である。有名作品やサブカルなどのパロディが小ネタとして随所に散りばめられているのも特徴。
アニメ化もしたぐうたらな干物の妹の漫画。学校や外出した時は、良い面しか見せない主人公のうまると、自宅に戻った時にぐうたらしてしまう、うまるの落差が面白いところ。
繰繰れ!コックリさん 原作:遠藤ミドリ 連載中既刊11巻
自称「人形」の電波少女市松こひなが、怪しげな術で狐の物の怪コックリさんを呼び出した。
取り憑くはずが、一人ぼっちのこひなを心配して献身的に家事をこなす姿はまるで“オカン”。おまけに、こひなを激愛する狗の物の怪狗神と、ダメ親父の化け狸信楽も住み着いて、コックリさんの苦労は3倍に。
電波少女と時にイケメン、たまにモフーンな3匹のアニマル達が織り成す“非日常系モフモフコメディ”。引用:繰繰れ! コックリさん - Wikipedia
一人ぼっちで友達がいない主人公のこひなと、世話好きなコックリさんやストーカーの狗神、駄目親父の信楽とのやり取りを描く4コマ漫画。こひなに絡む3人の特徴が光っていて、欲望に純粋な性格が笑える。
じょしらく 原作:久米田康治 全6巻で完結済
ガールズ落語家漫画。作中で「この漫画は女の子の可愛さをお楽しみ頂くため邪魔にならない程度の差し障りのない会話をお楽しみいただく漫画です。」とあるように、日常のどうでもいいことからネタを広げながら話を展開させていく。
数人の女の子が集まって、会話をするだけの漫画なんだけど、超他愛ない話のほんの些細な一言をきっかけに、それまで同じ職場の仲間という間ながらもあるはずもない大金のために一触即発したりと、話の掛け合いからの発展が笑える。ゲラゲラと笑えるとまでは言わないけど、楽しい気分が長く維持出来る漫画。アニメ化もされているのでそっちから見ても楽しい。
アホガール 原作:ヒロユキ 連載中既刊7巻
学力テストで5教科全て0点を取るほどの凄まじく頭が悪いアホの子・花畑よしこは、幼馴染の「あっくん」こと阿久津明に説教を受けても的外れな返答しかできず、それがもとであっくんから制裁や突っ込みをうけることがしばしば。次第にクラスメイトの隅野さやか、よしこの自称舎弟になる不良・黒崎龍一、よしこの母・よしえ、あっくんの妹・瑠璃、あっくんに思いを寄せる風紀委員長、あっくんを嫌うギャル3人組などを巻き込む、トラブルで残念な日々が続く。
文字通りアホな主人公のよしこの行動を楽しむ漫画。真面目な幼馴染のあっくんがよしこの行動を止める為に容赦なく鉄拳を放ったりしても、くじけず心のままにアホな行動をしてしまうよしこの自由さがこの漫画の魅力。
WORKING!! 原作:高津カリノ 全13巻で完結済
WEB連載から人気が出た4コマファミレス漫画。ファミレスでの日常を描いているのだけど、勤めているキャラがどれもクセがあるキャラばかりで、読んでいて笑える場面が多く、またどのキャラもしっかり特徴が描かれていて全体的に均等に登場するから、読んでいてすぐにキャラの特徴を思い出せるのもよいところ。
+チック姉さん 原作:栗井茶 連載中既刊9巻
「放課後だからってすぐに帰るのはもったいない」。「青春なんてあっという間に過ぎていくんだ」。「だから私は、帰宅部をビンタしています──」。模型部なのに模型をほとんど作らない姉さんたちの青春チックコメディー第1巻。
頭に模型を乗せている模型部の三人娘の日常を描いたギャグ漫画。絵柄だけ見ると可愛い女の子の漫画だと思ってしまうかもしれないが、読んでみるとその期待を裏切られるくらいの狂いっぷりな面が多い。
変態とクズなキャラが多いけど、作者のセンスが光り独特の笑いを生み出している。この漫画は誰でも読んだら必ず笑えると思う。
個人的に+チック姉さんは凄くオススメしたい。
笑いたかったら読んでみてほしい。
あずまんが大王 原作:あずまきよひこ 全4巻で完結済
とある高等学校を舞台にした学園物コメディで、キャラクターの多くは女子高生である。特定の主人公は存在しない。
今の4コマ界のベースと言ってもいい日常系の4コマ漫画。主人公はいないけど、登場するキャラの個性が際立って表現されていて、また独特な言葉選びのセンスは他の人が真似しようとしてもできない、独自の世界観が魅力の一つ。
坂本ですが? 原作:佐野菜見 全4巻で完結済
県立学文高校の1年2組、そこには入学早々学校中の注目を集める男がいた。彼の名は坂本。注目を集める要因は彼のその行動の美しさにあった。挙動は全てがスタイリッシュ&クーレストであり、何より彼の行動1つ1つには人を惹きつける「何か」があった。そんな完全無欠の学園生活を送る坂本を中心とする人情ギャグ漫画である。
主人公の坂本君があらゆることをスタイリッシュにこなしてしまう漫画。
同級生のいやがらせや、ケガをしそうな雀を助ける、日常の風景まで坂本君がこなすとスタイリッシュに見えて面白い!漫画を見てからアニメを見るとさらに楽しいと思う。
彼女のひとりぐらし 原作:玉置勉強 全3巻で完結済
輿水理香はデザイン会社から独立したフリーランサーである。26歳で1人暮らしをしていて、妄想したり、ゲームをしたり、飲酒をしたりと悶々とした日々を送りながらも1人暮らしを満喫しているのであった。
彼氏無しのお一人様漫画。主人公の理香がぐうたら、妄想しながら日々を過ごしているだけの漫画だけど、そんな理香の様子を見ていると和んだり笑える場面が多い。独り身である理香の女性の立場での嘆きが多いから、女性が見ると共感できるところが多いかも。
編集後記
10冊と少ないけど、私が読んだ中で誰でも笑える、癒されると思う場面が凝縮された漫画を選んだつもり。一度目を通してもらえると理由は分かると思う。
人によって笑えるポイント、癒されると思うポイントは違うのでもしかしたら全体的にはおすすめできないかもしれないですけど。
上の紹介でも書いたが、+チック姉さんは必ず笑える漫画。
これは胸を張り主張してもいい。表紙だけ見ると一見少女漫画かなぁと思いがちだが、その実態は少女漫画版天才バカボンの様な内容だ。中身を空けて読むと頭のおかしいキャラが沢山出てくるし、変態も盛りだくさん。
WEBアニメもYouTubeで公開しているので、そちらを見てもらえるとより楽しさが分かる。+チック姉さんをやたらと押してしまったが、それ意外の作品も全然良い点ばかりなので、漫画喫茶やキンドル、書店で見かけた際は一度目を通してみてほしい。
終わりに
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
気になる漫画はありましたでしょうか。
嫌なことがあった時、気分が沈んだ時はこういった漫画を読むなりして、楽しい気分に切り替え嫌なことを引きずらない様にしましょう。