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【ライトノベル感想】裏切り者が誰か分からない恐怖『六花の勇者』の魅力【山形 石雄/集英社】

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『このライトノベルがすごい!』作品部門において、2011年度31位、2012年度3位、2013年度8位にノミネートされた「六花の勇者」

手に取ってもらえば分かりますが圧倒的な文字量で、読者を作品の世界に引き込みます。この記事ではアニメ化もされ、ファンタジーに推理要素を加えた、「六花の勇者」というコンテンツについてネタバレ無しでまとめています。

『六花の勇者』アニメ化PV

TVアニメ「六花の勇者」PV ver.1 - YouTube

※動画引用:Anime PONY CANYONTVアニメ「六花の勇者」PV ver.1

2015年7月より9月までMBS、TOKYOMX、AT-X、BS11にて放送されました。アニメは全12話で原作第2巻冒頭部までを描いています。

主題歌

オープニングテーマ

「Cry for the Truth」(第1話 - 第4話、第12話)
作詞 -RUCCA/ 作曲 - 藤田淳平 / 編曲 - 岩橋星実 / 歌 -MICHI
「Black Swallowtail」(第5話 - 第11話)
作詞 - 上木彩矢/ 作曲 - 黒瀬圭亮 / 編曲 -Tom-H@ck/ 歌 - UROBOROS

エンディングテーマ

全作詞 - RUCCA / 作曲・編曲 - 藤間仁
「Secret Sky」(第1話 - 第3話、第8話、第12話)
歌 - MICHI
「Dance in the Fake」(第4話 - 第5話、第10話)
歌 - ナッシェタニア(日笠陽子)
「Nameless Heart」(第6話 - 第7話、第9話、第11話)
歌 - フレミー(悠木碧)

六花の勇者はどんな話?

6人の勇者が集結し、復活せんとする悪しき魔神を打倒するという王道のハイファンタジーの世界観と、6人の勇者に7人目が紛れ込み互いが互いを信じたり疑いながら、敵の妨害と策略をかいくぐり犯人である7人目を見つけ出すという、フーダニット要素(犯人は誰なのかを推理するのに重点を置いていること)とコンゲーム(騙し合い)が同居した作品です。

引用:六花の勇者 - Wikipedia

六花の勇者登場人物紹介

アドレッド:地上最強の男を称する主人公の少年。さまざまな秘密道具を駆使して戦う勇者一行のまとめ役的存在。優れた頭脳と機転で謎を解き、窮地を脱出する。

フレミー:他者を寄せ付けない冷淡な少女。銃と爆弾を操る火薬の聖者。

ナッシェタニア:大国ピエナの王女。強いカリスマを持つ。の聖者。

ハンス:知略・戦闘力共にトップクラスの、猫の動きを真似た特殊な剣術を使う殺し屋。

チャモ:当代最強の戦士と呼ばれる高慢で協調性がない少女。の聖者。

ゴルドフ:ナッシェタリアに忠誠を尽くす騎士。強靭な肉体を持つ槍(やり)戦士。

モーラ:聖者たちの長を務める生真面目で知的な女性。癒しの力を持つの聖者。

ライトノベル一巻はこの中から裏切者を探すという形で話が進行します。

六花の勇者の面白いところ

私が読んでの面白かった点をまとめています。

誰が裏切者か分からない

本来「六花の勇者」は文字通り六人いるのですが、仲間の中に敵から送り込まれた偽者が入る為、旅の中でも戦闘中でも警戒しながら戦わないといけないので、安心が出来ない気持ちが仲間の中に存在します。 


誰が裏切者か分からないので、いつ寝首をかかれるか分からない、敵に仲間の情報が伝わっているかもしれない、怪しい行動が疑念から疑惑に変化し仲間が信頼できない、そんな状況に陥り、作中でも仲間内で何度も裏切者探しで争ってしまいます。


感覚としては人狼ゲームに似ていますね。 

敵の妨害から逃れる過程

敵が仲間内に裏切者がいるという疑心暗鬼を利用して、何度も勇者側に妨害を仕掛けてきます。


各巻の冒頭にて衝撃的な展開が記され、巻末にてその謎が解き明かされる形を取っているのですが、 冒頭が衝撃的な印象なだけに先が気になってしまい、巻末まで一気に読んでしまいます。

また、主人公のアドレッドを始めとしたキャラクターが、敵からの妨害を跳ね除ける場面の感情や葛藤が細かく描かれていて感情移入がたやすく、時には手に汗握る場面もあるでしょう。

謎が謎を呼ぶ展開

「六花の勇者」では話が進むに連れ、「魔神」や「一輪の聖者」についても少しずつ内容がさらされています。

その内容を目にすると「魔神とは何か?」、「一輪の聖者とは何か?」と気になる気持ちを読者の心に残し、先が気になってしまいます。 

終わりに

今回はファンタジー×ミステリーの「六花の勇者」を紹介しました。


誰が裏切者か分からない、そんな疑惑を抱え旅をしなければならない恐怖、そして謎が謎を呼ぶ展開
を含んだ本作。


ありきたりなライトノベルではない魅力を含んでいる大作となっています。
気になった方はぜひチェックしてみてはどうでしょうか?